マイカーローンの金利比較をする場合に、優遇金利が適用できるかどうかで金利が大きく変わる場合があります。
最近は付帯条件を決めて優遇金利を設定するマイカーローンが増えているので、是非活用したいところです。
優遇金利の条件として設定されている代表的なものを紹介してみます。
1,ネットで申し込み
窓口での申し込みではなく、公式サイトからWEB申し込みした場合に金利が優遇される設定。
下記の横浜銀行のように金利差がかなり大きい場合もあるので、ネット経由でのWEB申し込みが断然お得です。
【例】
・横浜銀行
インターネット申し込み限定金利プラン:年0.9%~2.4%
店頭表示金利:年2.4%
2,住宅ローンを借りている
その金融機関で住宅ローンを借りている場合は、新規で借り入れるマイカーローンの金利が優遇されるケースが多いです。
他の優遇金利と比較しても、優遇幅が大きいことが特徴です。
住宅ローンの返済実績があれば信用度も増して審査も通りやすいし、金利も優遇されるのでオススメです。
【例】
・三井住友銀行:店頭金利よりマイナス年1.5%
・住信SBIネット銀行:基準金利よりマイナス年1.0%
・横浜銀行:マイナス年0.3%(給料振込口座も利用の場合はマイナス年0.5%)
・大垣共立銀行:マイナス年1.45%
・西日本シティ銀行:マイナス年0.4%
3,給与振込み口座として利用している
地銀に多い優遇金利の条件ですが、中には大垣共立銀行のようにマイナス年1.45%とかなりお得な金利優遇もあります。
【例】
・横浜銀行:マイナス年0.3%(住宅ローンも利用の場合はマイナス年0.5%)
・大垣共立銀行:マイナス年1.45%
・福岡銀行:マイナス年0.1%
・西日本シティ銀行:マイナス年0.4%
4,カードローンを契約する
その金融機関が発行するカードローンに新規入会ことで、金利が優遇されます。
別にカードローンでお金を借りなくてもいいですし、使わないならば解約しても大丈夫なケースが多いです。
【例】
・住信SBIネット銀行:基準金利よりマイナス年0.5%
・横浜銀行:マイナス年0.1%
・西日本シティ銀行:マイナス年0.1%
5,証券口座を保有している
ネットバンク系に多いのが、証券口座を保有しているか口座開設することで金利が優遇されるケースです。
住信SBIネット銀行など証券口座を作ると金利が優遇されます。
【例】
・住信SBIネット銀行:基準金利より年-0.5%
6,エコカーを購入する
ハイブリッド車や電気自動車の購入による借入れならば、金利が優遇されます。
【例】
・みずほ銀行:マイナス年0.1%
・千葉銀行:マイナス年0.1%
7,まとめ
最後に注意点ですが、お分かりかと思いますが優遇金利の大きさで比較するのではなく、優遇金利を反映したうえで実質金利がいくらになるのかで計算しましょう。
元の通常金利が違うので、高い金利の金融機関は優遇金利の割引き幅も大きくすることができます。
中には通常金利を低く設定して、優遇金利が適用されなくても多くの人に利用してもらいやすい金利に設定している商品もあります。
最終的に金利がいくらになって、その結果として総返済額がどれくらいになるのかを確認して比較検討するようにしましょう。